先日、個人的な事情ですが30歳の誕生日を迎えました。
自分の身にも起きていることですが、異動や卒業の節目にタイミングが誕生日だと忘れそうになります。
そんな中でもお祝いの連絡をくれる友人や家族には感謝です。
タイトルにも入れた「3650日」は10年を日数に換算しただけですけども、
思ったよりも少ないと感じるようになってしまいました。
0歳から10歳、10歳から20歳、20歳から30歳と3回10年を経験しましたが、
自分の中では密度が全く違うと思います。
生まれてから小学3年生まで、大学2年まで、社会人6年まで、
特に20歳から30歳の後半半分は社会人(サラリーマン)として過ごしてますね。
お客さんの要望を受けて、労働の対価で給料を貰う。
当たり前ですけど、労働で自分の時間は減っている。
仕事に自分の時間を捧げる割合はやっぱり大きいなと痛感します。
学生のアルバイトをしている時や、社会人になって3年目まではあまり良く分かってなかったと思います。
話で言われたら分かるんだけれども、自分の身に染みてなくてどこか他人事のような感じでした。
「若さ」と「健康」というリソースの価値を噛みしめて無かったと思います。
今は新型コロナウイルス、働き方改革の影響もあってか、昔に比べて残業時間は減り、
1か月あたりの残業時間も3桁になることはないけども、そうやって働いていたこともあった。
どこかしら、変わりたいと思いながらも「何か報われるんじゃないか」と思っていたんだろうなと…
全てが無駄だったとは思わないけども、そこまで頑張る以上は会社だけではなく
自分のためにやることが大事だなと。
10年の3650日も1日1日過ぎて、帰ってこない。
それなら、将来の自分のために有効な1日にしないといけないなと
昔の自分に伝えたい。
今、自分は化学系の会社に勤めていてそれ相応にやってきた感じはあるけども、
自分の得意、好きなことを進めて良かったんだなと思う。
めちゃくちゃ高給になっても、自分には医療系勤務、長距離運転手、総合商社マンで働くことは向いてないと思う。
苦手なこと、得意じゃないことに進まないだけでも、
めっちゃ好き、得意なことでなくてもそれなりにできることがあるならその分野に進んでいくのが良いかなと思った。
また、3650日(10年)経った後に、良い選択をし続けてきたと思いたい。