長期休暇のG.W.も終わる今日この頃ですが、休みが過ぎるのは早いものです。
G.W.前半は天気にも恵まれず、雨の日も多かったですが、G.W.後半は天気が良く、暑くなる日が増えてきました。
季節の変わり目でもあり、体調を崩してしまいそうなタイミングでもありますね。
時期が少し違うのですが、同じような季節の変わり目だった2021年の10月中旬に私は尿管結石になり飛び起きたことがあります。
自分がなるまでは縁がないものと思っていたのですが、体験した身からすると本当に痛かったです。
三大疼痛として挙げられるのが「心筋梗塞」「群発頭痛」「尿管結石」ですが、納得いった気がします。
・痛みが出るまで
当時はまだ10月だったのもあり、それまでの残暑を引きずるような暑さでした。
半袖、半パンで寝ていたのですが、寒くなっていた感じがあったので深夜2時に目が覚めました。
冷えないように掛け布団を出そうとしていたその時に、急に右下腹部に殴られたような痛みが走りました。
「痛あああああああああああああああああああああああああ。」
寝ぼけていたはずなのに下腹部の痛みは強くなる一方でした。
おかげで眠気は吹っ飛び、トイレへ駆け込みました。
ただ、その日はあまり食事も取っていなかったのでトイレへ行っても対処にしようがありませんでした。
・痛みとの闘い
トイレに行ってもどうしようもなかったのでとりあえず、ベッドへ戻ることに…
ただ、ここからが痛みとの本当の闘いで
仰向けに寝ようが、うつ伏せに寝ようが、横になろうが、足をかがめても、四つん這いになっても全く痛みが消えないんです。
頭の中も痛みの対処に必死で対策を取れないか?と必死に考えている時にロキソニンが目に入りました。
私も藁にすがる思いで飲んだのですが、痛みが軽減しない。(´;ω;`)
そして、何も食べていないのに伴う吐き気で戻してしまう始末。
そうこうしていて1時間程経っていたのですが、このままだとヤバいかもしれないと思い緊急病院に電話をしました。
今思えば、そのタイミングで救急車を呼んでおくべきだったんですが、自分が住んでいる建物がアパートのため日曜日の深夜3時に周辺住民に迷惑をかけてしまうと感じ、タクシーで行こうと考えていました。
3件程、緊急病院に電話をしたのですが、
「緊急外来が優先なので救急車が来れば対応できないし、コロナ患者の対応が優先なので朝8時までは対応できない。」と言われました。
一応、症状を説明すると「盲腸か胃腸炎か尿管結石では?」と返答されました。(今思うと電話を受けた方もすごいです。)
周辺住民と緊急病院へ電話した手前、余計に救急車も呼びづらくなった中、意識が飛んだ朝4時でした。
・家からの脱出
どうやら、1時間程気を失っており、朝5時過ぎにまた目が覚めます。もちろん痛みはそのまま据え置きで。
最寄りの駅にはロータリーがあり、タクシーが止まっているので決死の覚悟で向かいます。
普段なら、10分もあれば余裕で歩いてたどり着くのですが倍ぐらいかかった気がします。
歩くのもやっとで、振動で腹部への痛みが半端なかったです。
5時半頃にタクシー乗り場で辿り着いたのですが、タクシーが止まっていない。(´;ω;`)
早すぎた…
そのまま、タクシーが来るのを待とうかとも思いましたが、立っていられる程痛みに耐えられませんでした。
痛みのあまりまた、倒れるんじゃないかと。
第三者から見ると月曜日の朝5時半に駅の近くで男性が倒れていたら引きますもんね。(笑)
なので、そのまますごすごともう一度帰ることにしました。
再度、朝7時頃に挑戦して、何とかタクシーを拾うことができました。
道中で運転手が盲腸に痛みも話してくれたのですが、振動が痛すぎたのでゆっくり運転してくれって感じでした。
・病院に着いて
病院に着いたのですが、まだ、8時前だったこともあり診察はしてもらえずでした。
待合席で待たされていたのですが、痛すぎて椅子の上で横になるのも地獄でした。
あまりに苦しんでいたのを哀れに思ってか、看護師さんが簡易ベッドみたいなところに連れて行ってくれました。(本当に助かりました。)
また、このベッドの上で1時間程気を失うことになりました。
その後、診察でMRIを取ったのですが、痛みはかなり引いていました。
その後、診察室で写真を見ると膀胱のところに石のような塊がありました。
話によると腎臓で石が出来て、尿管を通り、膀胱に落ちて尿道から排出されるとのこと。
そして、尿管がとても細く、そこに結石が通る時に痛みを伴うと。
ひまわり医院HP(https://soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/urinary-stone/)より引用
その後は痛みも無くなったのですが、大事を見てその日は休むことにしました。
・尿管結石の原因
医師資格もないので調べた中ですが、夜ご飯を食べた後にすぐ寝る等の生活習慣の乱れ、カフェイン及びアルコールの取りすぎ、水分不足が大きく関係しているようです。
どれも関係しているのが腎臓への血液の濃度が高いのが良くないようです。
水は良く飲むように気を付けていたのですが、仕事で帰るのが遅くなり、業務中にコーヒーをよく飲んだり、夜ご飯がかなり遅くなることは良くありました。
・尿管結石の対策
尿管結石は対策が無ければ再発率が非常に高いようです。(80%程度)
①生活習慣を整える
②1日の水分を2L以上取るようにする
③アルコール、カフェインは控える
④プリン体の摂取を控える(尿酸値対策)
⑤シュウ酸の摂取も控える(ほうれん草、ウーロン茶等)
プリン体の低減はもちろんですが、ほうれん草やウーロン茶に含まれるシュウ酸も水に溶けにくいため良くないみたいです。私もほうじ茶や麦茶に変えたりしています。
尿管結石はおじさんの病気というイメージがありますが体質や食生活にも大きく影響するようです。
生活習慣を蔑ろししていると明日は我が身なので心当たりある人は気を付けてくださいね。